今週の曲たち(2月1週目)
サマソニに行きたい。
その週にリリースされたものを広いきるのははっきり言って無理なので、自分が気づいたり、その週に聴いていたものを更新していくスタイルにします。(去年の曲とかも入れてくと思う…。)
・Kendrick Lamar , The Weekend / Pray For Me
最強の布陣。これブラックパンサーのエンディングに流れるんだよね。
JMSN / So Badly
iri / corner
Girlpool / Picture Song
Soccer Mommy / Cool
Allan Kingdom / Thirsty, Pt.2
Mahalia feat. littie Simz / Proud of Me
今週の曲たち(1月最終週)
今週の曲たちめげずにやっていきます。
グラミーのあれこれであんまり聴けてないのを言い訳に早速更新とめちゃいました。
でも続けます。
Migos / Made Man
来日決定おミゴさんのニューアルバムから、ジャジーなトラックでトラップかどうかは微妙なとこ。でもこの感じにあのアドリブ乗っけてくるあたりさすが(Skrr,Skrr)
James Blake / If The Car Beside You Moves Ahead
James Blake 2016年ぶりの新曲。チョップしたボーカルプロダクションがいい感じ。
Tom Mich feat. Loyle Carner / Water baby
From UKトム・ミシュ&ロイル・カーナー。今っぽいトラックではないけれど
こういうの好き。
Leven Kali feat. Syd / Do U Wrong
インターネットのSydボーカル、かっこいい。
今週の曲たち(1月3週目)
なんとか2周め到達。
何曜日に更新するべきか悩んでます。
・小袋成彬 feat. 宇多田ヒカル / Lonely One
宇多田ヒカルプロデュースということでYahooのトップニュースにもなっていました。
4/25にアルバムリリース、日本におけるオルタナR&Bの先駆者になりそう。
・Young Fathers / In My View
めちゃエモい新曲、フックに持っていかれる感あり。
・Rejje Snow feat. Amine & Dana Williams / Egyptian Luvr
アイルランドのラッパーレジースノウのアルバムからリードトラック。
アルバムから何曲か公開されてますが、全体的にかなりいい感じ。
この曲のプロデュースはケイトラナダ、アルバムは2/16。
・Everything Is Recorded / Bloodshot Red Eyes feat. Infinite & Green Gartside
リチャードラッセル新曲は、オルタナっぽいソウル。アルバムは2/16。
・Starchild & The New Romantic / Language
ブラッド・オレンジ周りのギタリストのソロ作。ノスタルジア・ポップ。
・Weny Dacillo / Favorite Girl
トラップ系はあまり得意ではないけど、わかる人と話をすると理解出来ます。
今週の曲たち(〜1/18)
スポティファイの貼り付けをしてみたかった。
日本にきたしホントに便利なのでこんなんやってみます。
いつまで続くか・・・
とりあえずいまの所の分をまとめます。
・Kendrick lamar & SZA / All The Stars
ブラックパンサーは3月1日日本公開。
・Bruno Mars / Finesse (Remix) feat. Cardi B
カーディBのバースが最高。それだけでいいかも、そんなことないかも。
・H.E.R / My Song
ビートなしの弾き語り
・Jorja Smith feat. Stormzy / Let Me Down
UK期待の若手二人の新曲、プロデュースはOn My Mindのプレディター、壮大。
・Frankie Cosmos / Jesse
フィービー・ケイツの娘さん新曲、NY感たっぷりのインディー。アルバムは3月30日。
・Kali Uchis feat. Tyle The Creator,Booty Collins / After The storm
タイラーといっしょ。御大召喚の新曲めちゃいい。
・Superorganism / Everybody Wants To Be Famous
去年で一気に有名になった方の新曲。アルバムは3月2日、ドミノから。
・cupcaKke / Crayo
アルバムが各メディアで高評価。チャーリーXCXと仲がいい過激派。
・Soccer Mommy / Your Dog
Fader誌の今週の曲になってたインディーポップ。こういうの好き。
・Craig David Feat. GoldLink / Live In The Moment
クレイグ・デイヴィッドって聴いてなかったからナメてました。プロデュースにケイトラナダでゴールドリンクをフューチャー。アルバムは今月26日。
・Troye Sivan / My My My!
FADER、Pitchforkなど各メディアで高評価。Spotify USAチャートも上々。
Arctic Monkeys × 渋谷系みたいなイギリスの18歳『REX ORANGE COUNTY』が素晴らしい。
知人から教えてもらったイギリスの18歳REX ORANGE COUNTYというSSWの曲"BEST FRIEND"が素晴らしい。
とりあえず聴いてみて下さい。
この青さたまらんです。ラストのブラスがはいってくるエンディング感などカタルシスたっぷり&切なさで号泣モノ。
ギターポップと2010年代のガレージロックリバイバルの流れが合わさったようなまさにイギリスのインディーロック。初期のアークティック・モンキーズにフリッパーズ・ギターの"カメラ・トーク"のアレンジがかかったような印象です。
タイラーザクリエイターがファンを公言していてさらにBADBADNOTGOODとのコラボも予定されているようです。去年宅録アルバム『bcus u will never b free』を発表していてそれからはシングル『UNO』とこの『BEST FRIEND』。SNSをチェックすると今レコーディングを行っているようなのでそれに参加するのかも?とにかく次のアルバムはいろんなところに波及していきそうです。
他の曲を聴くと感じるのですが、完全にヒップホップ以降というのかインターネット世代というのか、様々なジャンルの音楽センスを同列として吸収してきたんだなという印象を持ちます。
去年はアメリカの音楽がとてもエキサイティングでしたが、今年は年初のThe xxのリリースからSamphaなどのイギリス生まれのアーティストの巻き返しなるか!という感じですね。
前シングルも是非。
あなたもわたしもミレニアル、多様性を感じるシニカルなドラマ
ミレニアル世代を主人公にしたドラマが最近多いですよね。
とか言ってみたけどもそれも当たり前ですね、20〜30代は社会を動かしている割りと多数派なんですから。
とは言うものも何かが引っかかています。
まずネットフリックスの”マスター・オブ・ゼロ”(原題:Mater of None)
83年生まれ、アメリカのインド系コメディアンアジズ・アンサリ(Aziz Ansari)が主演、脚本、監督、プロデュースまで手がける。
ニューヨークに暮らす30代の移民二世である主人公が日々小さくなってゆく可能性の
扉を感じながら、恋愛、結婚、仕事、自己実現(??)と向かい合いながら葛藤してゆくコメディ。
お次はイギリスから、BBCとアマゾンの共同制作”フリーバッグ”(原題:FLEABAG)アマゾンプライムにて配信中。
85年生まれ、イギリスの演劇界出身の劇作家、女優”フィービー・ウォーラー=ブリッジ”(Pheobe Waller-Brige)が主演、脚本、プロデュース。
ロンドンで小さなカフェを経営しながら暮らす30代独身女性のお話。
仕事で成功し結婚もしている姉がいて、仲があまり良くない父親と、その再婚相手。
付き合っている人もいるにはいるが…あまりうまくはいっていない。
最近で言うとデッドプールやハウス・オブ・カードで繰り出される”第四の壁”を破り視聴者に語りかけてくる手法で、素直じゃない、皮肉屋、性欲旺盛な私を観てるこちら側に語りかけてくる。
かなり過激な表現が多くて、主人公もわりとイカれているがシニカルな描写が多い、1話30分で6エピソードでサクッと見れてしまう、最終回でわかるカバーアートの意味も納得の悲喜劇。
日本にはまだ来ていない作品だけど”Atlanta”
youtu.be
83年生まれ、ラッパーChildish Gambinoとしても活躍しているドナルド・グローバー
(Donald Glover)が主演、脚本、プロデュースを手がけています。
彼は今年のゴールデン・グローブにてテレビ部門の男優賞を受賞しました。
授賞式のスピーチでドラマの舞台でもあるアトランタ出身の"Migos"の『Bad and Boujee』を褒めたことで双方話題になっていました。
日本ではまだ放送してないので現状観ることは出来ませんが調べる限り大学をドロップアウトして田舎のアトランタに帰ってきた主人公が従兄弟のラッパーを売り出そうと音楽業界にて頑張っていこうとする作品らしい…トレーラーを観る限りだとわりとローテンション(!)。
Childish GambinoのPVも手がけてきた日本人監督のHiro Muraiが彼らしいバシッと決まった映像で撮っている。
フィンチャーっぽいこんな感じの映像のコメディなんだと思います。
お次はもっと情報ないけど”Insecure”
85年生まれ、イッサ・レイ(Issa Rae)が主演、脚本、プロデュース。
ゴールデン・グローブのテレビ部門女優賞にノミネートされていました。
カリフォルニアに生きる今の若いアフリカ系女性の日常と言ったところでしょうか…(ざっくり)。
トレーラー観る限り面白そうなんですが、ブラック系ドラマってだけで日本に来る可能性低いのに希望薄なのか…。
サントラがapple musicで聴けますが、KINGとかThe Internet、D'Angelo、SBTRKT、Thundercatとなかなか豪華なのも気になっている理由のひとつ。
日本でも見れるMaster of NoneもFLEABUGも今んとこ見れないAtlantaもInsecureも批評筋ではだいぶ評価高いです、ネトフリ、Hulu、アマゾンプライムには是非とも頑張ってもらいたいところです。
4作品紹介しましたが、共通点は演者が作品の根幹となるクリエーターを担っているところ、4作品中3つはマイノリティが主人公、各人の出自やアイデンティティは異なるけれど、それなりに資本主義の恩恵を受けて育って来た世代のせいなのか描いているテーマが似ているような気がしています。
これらの作品が描いているテーマは白人だとジャド・アパトー周辺が撮ってきた作品にも似たようなところも感じられます、そこから波及した"何か"なのかも…